年下の男

討入りの日も過ぎました。今年も残すところあと2週間。ねじり鉢巻きでドンドンドンと太鼓でも叩いて、年末まで突っ走るぞ、なんて言えればいいのですが、気力体力ともにもちそうにありません。
京都の後、そのまま回った出張先で腰痛再発。遊びと仕事の両方で疲れていたようです。帰る直前だったからよかったようなものの、羽田からはタクシーで帰るはめになり・・・ただでさえ淋しい懐が、すっからかんになりました。淋しいのは懐だけではありませんけれど。

石田衣良 「眠れぬ真珠」 (新潮文庫)

45歳の女性アーティストの恋物語です。お相手は、17歳年下のこれまた才能あふれる映像作家。ちょっと設定がセレブ風ですねぇ。今、日経新聞に連載中の高樹のぶ子さんの小説も、50歳くらいの成功した起業家と若い男のおはなしですし、こういう社会的に成功した年上の女性と若い男という設定は、最近の流行りなんでしょうか・・・。この作品、石田さんの作品の中では、かなり真っ当な部類に入ります。ひとりで生きて、年を重ねていく女性の孤独、いらだち、矜持、そういったものが真面目に描かれているからでしょう。

人はいくつになっても恋することはできる。ただ、どこまで相手と関わるかを決めるのは、ひとそれぞれ。女性の側の条件によって、変わってくる部分が大きいように思えます。特に、子供がいるかいないかで大違い。自分の子供と年の近い男に対しては、「自己規制」が働くでしょう?現実はそんなものですけれどね、お話の世界には、普遍的な方程式は必要ありません。

ひとときの夢。主人公と一緒に若い男に恋した気分に浸ればいい。ビジュアルには、お気に入りのジャニーズの若い子を映してみたりして。

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晩秋

「そうだ、京都、行こう」も、今年三回目。こんなに何度も京都旅行ができたのは、ヤナギくんの移籍してくれたチームが京都だったから。他の都市だったらこうはいかなかったでしょう・・・

快晴の日曜日、高校時代の友人2人と、京都で遊ぶ。この秋一番のお天気ではないかしら・・・何ごとも日頃の心掛けがものをいいます!

その前に、東寺に行きました。京都に来るたびに祖母が立ち寄っていた、お大師さん開基のお寺です。ばばちゃん、お大師さん一筋だったものねぇ。東寺は、街中にあるお寺ですが、そのたたずまいは静謐です。
当時 大師堂
大師堂で拝んで、護摩木にお願いを書いて・・・そのあと、骨董市を見て歩きました。お大師さんの日には弘法市が立ち、賑わうというのは知っていましたが、なんと、毎月第一日曜日にも、骨董市が立つんだそうです。これは、ついてること!


待ち合わせの前に、錦の市場でお買い物。お気に入りのお豆やさんがあるのです。豆招福というお店。そこで、黒つ八というきな粉に似た粉を買います。黒豆、黒米、黒ゴマ・・・など、8種類の材料を挽いて粉にしたもの。このところ、毎朝、ティースプーン一杯分を牛乳に入れて飲んでいます。なんとなく、体によさそうじゃありませんか。

待ち合わせは、四条河原町の高島屋です。ここの角で、ある人を3時間待ったことがありました。十代の淡い恋心、なんちゃって。携帯のある今の若い人たちにはわからないだろうなぁ。でも、待つ以外に、連絡の取りようがない時代もあったのですよ。

先斗町 うさぎのアトリエ
河原町から先斗町、三条で川原に降りて二条まで、そのあと岡崎へ。平安神宮を横目に、京都市美術館の脇から疎水沿いに、蹴上げまで。ぽつぽつと話をしながら、ずっと歩きました。蹴上の駅で、今日仕事だったという友人が合流して、名残の紅葉を愛でながらまた歩く。南禅寺から永観堂へ・・・このあたりは、一本脇の道を歩けば観光客もまばらで、自分が高級住宅地の住民になったような心もちがします。残念ながら、永観堂は「本日の拝観時間は終了しました」。ケチ!
疎水 もみじ
もみじ2
女三人よると姦しい?いえいえ、そんなことはありません。何十年もの時間が巻き戻されたように、昔のあだ名で呼び合いながら、話すことはたくさんありますが、どちらかといえば暗めの話題が中心ですからね。親のこと、お墓のこと、子供のこと・・・。私たちも年とったねぇ。でも、みんなそれぞれの場所で、頑張ってますよ。



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Jリーグ、今季最終戦

風はすこし強いけれど、晩秋の陽射しの美しい一日。東京から京都までの車窓は、錦織りなすと呼ぶにふさわしい風景を見せてくれました。ボーッと外を眺めているだけの2時間20分。京都も快晴です。

京都サンガvs清水エスパルス (@西京極)

最終戦だというのに、なんだか覇気の感じられない試合ぶりでした。それに比べると、さすがにエスパルスはボールへの寄せが早くて厳しい。後半、あれよあれよという間に3点もとられちゃった。ヤナギくんが1点返しましたけど…
シジクレイは、見るたびにパフォーマンスが落ちています。そのシジにゲームの組立てを任せなくてはならないというのは、つらい。結局、やなぎは、さがってゲームメイク。宮吉くんとのコンビネーションが一番よかったので、来季、このコンビを見る時間が増えるといいな。そして、ヤナギには、「日本人」のつかない得点王と通算100ゴールの一日も早い突破を目指してほしいものです。

今年J1に昇格した3チームのうち、残留できたのはサンガだけだったということを考えると、下から5番目という順位は…妥当なところですかね。
20081206234444

写真は、試合後のセレモニー。

このあと、森岡選手の引退セレモニーがありました。大好きなDFだっただけに、とても残念です。33歳って、我が社では下から何番目?という年齢なんですけれど、サッカーという競技の過酷さを示しているのが、選手寿命の短さです。森岡さんは、とても賢いプレーをする選手でしたし、語るための言葉も持っている人です。今後、TVの解説者をなさるのか、あるいは京都でコーチとしての再出発をなさるのかは存じませんが、挨拶の中で言っておられたように、今後の日本サッカーの盛り上げのためにぜひぜひ、力を尽くしていただきたいものです。
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走る?歩く?

私は何事においても、「師」とは縁遠い人間ですが、師走の第一週が過ぎようとする中で思ったのは、あ、走り回る月になりそうということ。ひと山越えて、今またふた山目の波が押し寄せてきて、今年は、恒例の長い年末のお休みが取れそうにありません。息切れしそう。

松浦寿輝 「あやめ 鰈 ひかがみ」 (講談社文庫)

幽霊話3つ、というと身も蓋もないのですが、関係があるようなないような3つのお話です。うろうろと歩き回る登場人物たち・・・それも、夢か現かわからない。いや、すべてこの世とあの世の境目あたりの出来事です。
私は電車の中で、眠りの世界との境目に身を置いて、1日1話・・・3日かけて読み終えました。

ストーリーを追いかけて楽しむエンターテインメントではありません。一般的にみれば幸せとは程遠い人物たちの手に入れる、奇妙な満足感が形作る異界の話。あやめの脇役が鰈の主役になり、鰈の脇役がひかがみの主人公に影響を与えた知人として出てくる、といった形で、登場人物は、連鎖する環を思わせます。あとがきによれば、それが、作者の意図したところだったということですが、成功しているんじゃないでしょうか。

さて、吉田健一さんを読みましょうかねぇ。
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一安心

紅葉・黄葉の美しい氷川神社の参道をぬけて、Nack5へ。J1残留をかけて、12位と13位の直接対決です。

実は、大宮の駅から外に出たのは、初めてでした。、ですね。千葉より大きく賑やか。初めてのスタジアムに行くときは、人の流れにそって歩いて行く。大宮では、スタジアムへの道筋にオレンジ色のフラッグがたくさん掲示されているので、分かりやすかったこと!

大宮アルディージャvs京都サンガ (@Nack 5)

サッカー専用のスタジアムは、いいですね。Nack5は、日立台と同じくらいのサイズのように見えましたが、新しい分、設備がきれいです。

Nack5.jpg

試合は、前半大宮が先制し、後半京都が追い付いてそのまま引き分けました。これで、京都は来期のJ1残留が決まったわけです。なにはともあれ、よかったこと!ただ、試合自体は、両チームともハイボールを上げて、競って、というのが基本だったようで、???と首をかしげたくなるようなボール回しもかなり見られました。やはり両チームとも、残留に向けての緊張感のなせる技だったのでしょうか。

やなぎクンのゴールはありませんでしたが、頑張って動き回っていた林くんに、ご褒美のラストパス。これは、外せるわけがない、というほど、コース、タイミング、パスの強さすべてにおいて完璧でした。最後には、森岡さんが入って、「守り抜くぞ」のメッセージ。そのあとのやなぎクンのコーナーフラッグ近くでのボールキープは、鹿島仕込みでしょうか、時間の使い方も見事なものでした。やっぱり今年は調子がいい。

さて、今季もあと一試合となりました。ホームで最終戦を迎えられるサンガの選手は幸せです。なにしろ、半分のチームは、アウェイで最終戦を戦わなければならないのですから。

来週も相手はオレンジ。最後は決めてね。
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プロフィール

Author:Carat
ネコとゴロゴロしていたいけれど、
今しばらくは仕事中心の生活が続きます。
でも、日々愉しいMy Premier Life!

会社への行き帰りに、電車に揺られながら本を読む。
映画は家で見る。芝居は見に行く。
サッカーはテレビ観戦が中心。
そんな、余暇生活の備忘録。

2005年の記録はこちらへ↓
http://www.we-blog.jp/aqua/premier/

おまけのネコ写真ブログはこちらへ↓
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