酷使
仕事で、
通勤途中に本を読んで、
TVでサッカーのコマ落し観戦をして、
寝る前にPCであそんで、
とにかく一日中目を酷使。
「超」が付くような酷使ぶりが続いています。
年だし、気をつけないとヤバイかなぁ、とは思うのですが、根っからの活字中毒、どうしようもありません。駅に着けば、売店のスポーツ紙やタブロイド紙の広告に吸い寄せられるように寄っていくし、本を持たずに電車に乗れば、隣の人の新聞を覗いちゃったりしているし・・・
サッカーの試合に一喜一憂しつつ、本を読むのがしあわせ。
先週は、米原万理さんの「コトバ」と「文化」が前面に押し出されていた頃の、軽めのエッセイを読んでいました。「不実な美人か、貞淑な醜女か」「魔女の1ダース」「ガセネッタ・シモネッタ」の3冊。どれも、再読、再々読、再々々読、再々々々読・・・まぁ、何度も読んでいるんですけれど、面白さは薄れません。だんだんと人間が軽薄になって来ているもので、とにかくとっつきは軽いのが一番。いちおうバイリンガル環境で仕事をしているもので、言葉は違っても身につまされることがあったりして。
今週は、これです。
久世光彦 「みんな夢の中」 (文春文庫)
雑誌に連載された、「マイ・ラスト・ソング」の2冊目の本です。人生の最後に聞きたい歌は何か、をテーマに、軍歌から小学唱歌、Julieこと沢田研二の「君をのせて」やポップスまで、さまざまな歌を取り上げたもの。何しろ、人生最後に聞きたい歌です。歌詞が大切。そして、泣ける曲が多い。知らない曲のほうが少ないなぁ、と、自分の生きてきた歳月を振り返ってみたり、一緒に歌ってみたり・・・歌は世につれ、そして、心に寄り添って生きるのです。
一番好きなエピソードは、本の題名にもなった「みんな夢の中」。この浜口庫之助さんの名曲をつかって、ハマクラさんの追悼ドラマを作る話が披露されています。その筋立てがいい。最高です。「誰が歌うにしても、上手に歌ってもらわなくては困る。私は玉置浩二の声を思い出した」ことから、作者は、偽ハマクラがいたと言う物語を作って行きます。
舞台は札幌。ハマクラの名を騙る流しのギター弾きに玉置浩二、だめな男に尽くす年上の女にいしだあゆみ、彼女に惚れている暴力団の幹部が小林薫。この三人の間にはいろいろあるけれど、ギター弾きはひょんなことから死んでしまいます。ここからが、いいのです。
このドラマ、脚本は誰が書いたのか・・・見たことがあるのか見ていないのか・・・おそらく見てはいないのに、まるでしっかり見たかのように情景が浮かびます。久世さんという傑出したTVディレクターは、ああこんな風にしてドラマを作っていったのですね。DVDの特典メイキングを見せていただいたような。
それにしても、名曲です。歌詞のどこにも無理がなくて、自然に、しみじみ歌えます。
今度カラオケに行ったら、この曲を歌ってみよう。泣けるかな。
通勤途中に本を読んで、
TVでサッカーのコマ落し観戦をして、
寝る前にPCであそんで、
とにかく一日中目を酷使。
「超」が付くような酷使ぶりが続いています。
年だし、気をつけないとヤバイかなぁ、とは思うのですが、根っからの活字中毒、どうしようもありません。駅に着けば、売店のスポーツ紙やタブロイド紙の広告に吸い寄せられるように寄っていくし、本を持たずに電車に乗れば、隣の人の新聞を覗いちゃったりしているし・・・
サッカーの試合に一喜一憂しつつ、本を読むのがしあわせ。
先週は、米原万理さんの「コトバ」と「文化」が前面に押し出されていた頃の、軽めのエッセイを読んでいました。「不実な美人か、貞淑な醜女か」「魔女の1ダース」「ガセネッタ・シモネッタ」の3冊。どれも、再読、再々読、再々々読、再々々々読・・・まぁ、何度も読んでいるんですけれど、面白さは薄れません。だんだんと人間が軽薄になって来ているもので、とにかくとっつきは軽いのが一番。いちおうバイリンガル環境で仕事をしているもので、言葉は違っても身につまされることがあったりして。
今週は、これです。
久世光彦 「みんな夢の中」 (文春文庫)
雑誌に連載された、「マイ・ラスト・ソング」の2冊目の本です。人生の最後に聞きたい歌は何か、をテーマに、軍歌から小学唱歌、Julieこと沢田研二の「君をのせて」やポップスまで、さまざまな歌を取り上げたもの。何しろ、人生最後に聞きたい歌です。歌詞が大切。そして、泣ける曲が多い。知らない曲のほうが少ないなぁ、と、自分の生きてきた歳月を振り返ってみたり、一緒に歌ってみたり・・・歌は世につれ、そして、心に寄り添って生きるのです。
一番好きなエピソードは、本の題名にもなった「みんな夢の中」。この浜口庫之助さんの名曲をつかって、ハマクラさんの追悼ドラマを作る話が披露されています。その筋立てがいい。最高です。「誰が歌うにしても、上手に歌ってもらわなくては困る。私は玉置浩二の声を思い出した」ことから、作者は、偽ハマクラがいたと言う物語を作って行きます。
舞台は札幌。ハマクラの名を騙る流しのギター弾きに玉置浩二、だめな男に尽くす年上の女にいしだあゆみ、彼女に惚れている暴力団の幹部が小林薫。この三人の間にはいろいろあるけれど、ギター弾きはひょんなことから死んでしまいます。ここからが、いいのです。
・・・冬のある朝、新聞を見たら《浜口庫之助さん逝く》、とある。自分でもよく分からないまま、歩みは飛行機に乗り、東京の葬儀場へ行く。ハマクラさんの写真が笑っていた。その顔に玉置の人懐っこい笑顔がダブり、それが涙で見えなくなった。はじめから終わりまでいい加減だった男のために流した、女の初めての涙だった。「ハマちゃん、天国で一緒に歌ってもらいなさいね」。エンディングに、おおたか静流の歌が流れる。
このドラマ、脚本は誰が書いたのか・・・見たことがあるのか見ていないのか・・・おそらく見てはいないのに、まるでしっかり見たかのように情景が浮かびます。久世さんという傑出したTVディレクターは、ああこんな風にしてドラマを作っていったのですね。DVDの特典メイキングを見せていただいたような。
それにしても、名曲です。歌詞のどこにも無理がなくて、自然に、しみじみ歌えます。
恋はみじかい 夢のようなものだけど
女心は 夢をみるのが好きなの
夢のくちづけ 夢の涙
喜びも悲しみも みんな夢の中
やさしい言葉で 夢がはじまったのね
いとしい人を 夢でつかまえたのね
身も心も あげてしまったけど
なんで惜しかろ どうせ夢だもの
冷たい言葉で 暗くなった夢の中
見えない姿を 追いかけてゆく私
泣かないで なげかないで
消えていった面影も みんな夢の中
今度カラオケに行ったら、この曲を歌ってみよう。泣けるかな。
COMMENT
アドバイス、ありがとうございます。
熱いタオル、試してみます。
最近のドラマは、すぐにDVDが出ますけれど、こういう昔のドラマも何とか見たいものです。それこそ、ネットと放送の融合にふさわしい、と思うのですが、権利関係が・・・とかいろいろあるんでしょうね。
最近のドラマは、すぐにDVDが出ますけれど、こういう昔のドラマも何とか見たいものです。それこそ、ネットと放送の融合にふさわしい、と思うのですが、権利関係が・・・とかいろいろあるんでしょうね。
2006/06/26(月) 14:06:52 | URL | Carat #-[編集]
こんばんは。
この久世ドラマ見ましたよ。脚本はだれかぼくも覚えていません。玉置のいいかげんな男ぶり、よかったです。そして、いしだあゆみ・・・
すぐばれますけど、ぼくのブログタイトルは、この歌がヒントでした。
キャプテンには腹が立つものの、次の監督候補の名前が出て、ちょっと光明が差した感じではあります。
ところで、疲れ眼には熱いタオルが効きます。めんどうで、自分ではあまりやりませんが。お試しを。
この久世ドラマ見ましたよ。脚本はだれかぼくも覚えていません。玉置のいいかげんな男ぶり、よかったです。そして、いしだあゆみ・・・
すぐばれますけど、ぼくのブログタイトルは、この歌がヒントでした。
キャプテンには腹が立つものの、次の監督候補の名前が出て、ちょっと光明が差した感じではあります。
ところで、疲れ眼には熱いタオルが効きます。めんどうで、自分ではあまりやりませんが。お試しを。
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