湯治
山梨県にある下部温泉に3泊4日の湯治に行ってきました。毎年2−3回、ちょこちょこと近場の温泉に一緒に出かける同い年の友人が、よさそうな温泉場を探してきてくれます。去年の4月に行った佐久の初夜温泉というのもなかなか良かったし、このところ行き先探しは全くのお任せ状態です。
下部は、信玄の隠し湯として名高いところです。下調べをすると、お湯の効能としては、
外傷・骨折、打撲症、皮膚病、神経痛、リウマチ、肩こり、腰痛
外傷後の疼痛、 疲労回復、 高血圧、
などが出ており、どちらかというと、運動機能の回復に効果があるようです。それに、飲用すれば胃腸によし、と来ればまさに万病に効く万能型の温泉療法が期待できます。
骨折したり(私)、働きすぎていつも疲れていたり(二人とも)という、もう若くはない私たちにはぴったりのところを探したと、友人は自画自賛。連休始まりの土曜日、新宿で待ち合わせ、お弁当買って中央線に乗って、いざ湯治へと出かけました。
歌にもなった中央本線の特急あずさ。あずさにもいろいろあるようで、私たちの乗ったスーパーあずさは、新宿を出ると次は八王子に停まり、あとは大月も石和温泉もすっ飛ばして、なんと甲府までノンストップ。ところが、甲府からは、接続の関係で身延線の各駅停車に乗る羽目になり、走っている時間より、駅で対向列車を待っているほうが長い気がする、など勝手なことを話しつつ、下部温泉に着きました。
下部のお湯はとてもぬるいのです。源泉のお湯は30度ほどだと聞きました。だから、どこのお宿でも、ぬる湯(源泉そのまま、もしくは37度くらいまで沸かしたお湯)と沸かし湯(42−3度まで沸かした熱いお湯)の2槽が隣り合って設けられていて、
ぬる湯に長く入る→沸かし湯で温まる→また、ぬる湯…
と繰り返して入ります。温度差のあるお湯に交互に入るのは、血行を促進するのですよね。確かに、体に負担がない感じがして、ぬる湯にはゆっくり入っていられますし、熱めの沸かし湯で体を温め、またぬる湯に入って、と本当に長い時間、お風呂で過ごしたような気がします。
聞けば、お相撲さん、野球選手など、プロのスポーツ選手が怪我のあと、よくリハビリを兼ねて療養に来るとのこと。なるほどねぇ。
石原裕次郎と北原三枝も来た、と街の人たちは自慢げに話していました。彼らはどこが悪かったのでしょうか。
湯治場ですから、箱根のような行楽地とも違いますし、熱海のような歓楽街でもありません。あくまでも湯治場。
窓から顔を出したねこさん。

半鐘。ずいぶん古いものでした。

2日目、どこかへお出かけですか、と聞かれて、近くに歩いていけるいいところはありませんか、と聞き返すと、今は新緑が目のごちそうだから、湯町ほたる公園あたりはどうかと言われました。のんびり歩いてたどり着くと、なぜか英語ではHotal Parkと書いてあり笑えましたが、とにかく人が少ない。車も少ない。な〜んにもないところ。ほたるの自生地には水芭蕉の花が咲いていましたが、それだけ。今は新緑がそれはそれは見事で、ホーホケキョとうぐいすのさえずりが絶え間なく聞こえてうるさいほどでした。

これは下部川にかけられた、ほたる公園のつり橋。

午後は、源泉館という日帰り入浴のできる浴場に出かけてみました。ここは、ぬる湯が源泉そのままなので、まぁ冷たいこと。沸かし湯で体を温めてから意を決してぬる湯に挑戦しました。30分くらい入ったかな。八王子から月に2回通っておられるというおばあちゃまとお話しました。膝が曲がってしまい階段なんか全く歩けなくなっていたのが、一年半通って土日だけ東京の大学病院から来るお医者様の治療を受けているうちに、杖無しで歩けるまでに回復したとのこと。
感服しました。
何よりも、その意欲に。そして継続する意志の力に。それが、回復の鍵なのでしょうね。
まだまだ若い私たち、頑張らねば、と顔を見合わせ頷きあったことでした。
お宿のおいしいご飯をいただいて、また温泉に入って、あっという間の白川夜船で湯治の前半が終わりました。
下部は、信玄の隠し湯として名高いところです。下調べをすると、お湯の効能としては、
外傷・骨折、打撲症、皮膚病、神経痛、リウマチ、肩こり、腰痛
外傷後の疼痛、 疲労回復、 高血圧、
などが出ており、どちらかというと、運動機能の回復に効果があるようです。それに、飲用すれば胃腸によし、と来ればまさに万病に効く万能型の温泉療法が期待できます。
骨折したり(私)、働きすぎていつも疲れていたり(二人とも)という、もう若くはない私たちにはぴったりのところを探したと、友人は自画自賛。連休始まりの土曜日、新宿で待ち合わせ、お弁当買って中央線に乗って、いざ湯治へと出かけました。
歌にもなった中央本線の特急あずさ。あずさにもいろいろあるようで、私たちの乗ったスーパーあずさは、新宿を出ると次は八王子に停まり、あとは大月も石和温泉もすっ飛ばして、なんと甲府までノンストップ。ところが、甲府からは、接続の関係で身延線の各駅停車に乗る羽目になり、走っている時間より、駅で対向列車を待っているほうが長い気がする、など勝手なことを話しつつ、下部温泉に着きました。
下部のお湯はとてもぬるいのです。源泉のお湯は30度ほどだと聞きました。だから、どこのお宿でも、ぬる湯(源泉そのまま、もしくは37度くらいまで沸かしたお湯)と沸かし湯(42−3度まで沸かした熱いお湯)の2槽が隣り合って設けられていて、
ぬる湯に長く入る→沸かし湯で温まる→また、ぬる湯…
と繰り返して入ります。温度差のあるお湯に交互に入るのは、血行を促進するのですよね。確かに、体に負担がない感じがして、ぬる湯にはゆっくり入っていられますし、熱めの沸かし湯で体を温め、またぬる湯に入って、と本当に長い時間、お風呂で過ごしたような気がします。
聞けば、お相撲さん、野球選手など、プロのスポーツ選手が怪我のあと、よくリハビリを兼ねて療養に来るとのこと。なるほどねぇ。
石原裕次郎と北原三枝も来た、と街の人たちは自慢げに話していました。彼らはどこが悪かったのでしょうか。
湯治場ですから、箱根のような行楽地とも違いますし、熱海のような歓楽街でもありません。あくまでも湯治場。
窓から顔を出したねこさん。

半鐘。ずいぶん古いものでした。

2日目、どこかへお出かけですか、と聞かれて、近くに歩いていけるいいところはありませんか、と聞き返すと、今は新緑が目のごちそうだから、湯町ほたる公園あたりはどうかと言われました。のんびり歩いてたどり着くと、なぜか英語ではHotal Parkと書いてあり笑えましたが、とにかく人が少ない。車も少ない。な〜んにもないところ。ほたるの自生地には水芭蕉の花が咲いていましたが、それだけ。今は新緑がそれはそれは見事で、ホーホケキョとうぐいすのさえずりが絶え間なく聞こえてうるさいほどでした。

これは下部川にかけられた、ほたる公園のつり橋。

午後は、源泉館という日帰り入浴のできる浴場に出かけてみました。ここは、ぬる湯が源泉そのままなので、まぁ冷たいこと。沸かし湯で体を温めてから意を決してぬる湯に挑戦しました。30分くらい入ったかな。八王子から月に2回通っておられるというおばあちゃまとお話しました。膝が曲がってしまい階段なんか全く歩けなくなっていたのが、一年半通って土日だけ東京の大学病院から来るお医者様の治療を受けているうちに、杖無しで歩けるまでに回復したとのこと。
感服しました。
何よりも、その意欲に。そして継続する意志の力に。それが、回復の鍵なのでしょうね。
まだまだ若い私たち、頑張らねば、と顔を見合わせ頷きあったことでした。
お宿のおいしいご飯をいただいて、また温泉に入って、あっという間の白川夜船で湯治の前半が終わりました。
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