夜桜

朝の冷たい雨が上がって、今宵は絶好の夜桜見物日和となりました。風は冷たくとも、なんのそのの心意気。ところが、風邪をひいてしまったらしく、体中から力が抜けたよう。大丈夫か、私。でも、夜桜の誘惑には勝てず、千鳥ヶ淵の散策だけお付き合いして、帰ってきました。今頃は、ちょうど宴席がお開きになったころか・・・

携帯カメラの画像ですが、アップしておきます。色が濃いのは、ライトアップ用の照明が、ところどころピンクのセロファン(?)で、お化粧してあったためです。

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昨日からの雨にもかかわらず、咲いたばかりの桜は、まだまだ頑張っていました。葉桜もなし。ここ数年で一番きれいな夜桜だったかもしれません。

2008/03/31 22:13 | 雑記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

花冷え

今年は遅いといわれていたのに、あっという間に気温が上がって、先週末には桜も満開。やはり、季節が少しづつ前倒しになっているのを感じます。でも、満開になったとたんに無情の雨といったところでしょうか?金曜日からお天気がすっきりしません。花曇り、花冷え、花散らしの雨。

春、弥生。人が動きます。入学に卒業、就職、異動・・・それらが桜と結びついて記憶されるから、桜の季節は特別なのかもしれません。

今年の花見は、まず金曜日、有友自遠方来不亦楽乎というわけで、久しぶりに会う若い友人との待ち合わせの場所へ急ぐタクシーの中から、恵比寿から天現寺橋へ向かう明治通りで満開の桜並木を見たのでした。街路樹が桜というのは、予期していなかっただけにうれしい驚きでした。

土曜日、実家に顔を出したついでに、千葉のスポーツセンターで桜を見てきました。ここは71年の若潮国体のメイン会場として建造されたそうですから、桜が植えられたのも35年以上前ということになります。さすがに、木々にも風格が出てきたようです。
supo-tsusennta3JPG スポーツセンター2
小鳥が遊んでいる木もありました。(小鳥の名前がわからない・・・)

住居の近くの江戸川べりにも、桜堤公園というのがあります。これは、まだ6年ほど。スーパー堤防の上で、土地が痩せているのか、風が強すぎるのか、まだまだ桜の幹はひよひよとしています。この木々がしっかりと根を張り、美しく花を咲かせるまでには、あとどのくらいの年月が必要なのか・・・見届けることはできるのかと、ふと自分の年を意識してしまいます。
江戸川桜

明日は、千鳥が淵に行くことになっています。昔かかわったあるプロジェクトの同窓会。毎年、千鳥が淵の桜を愛でたあと、賑やかにお酒を楽しみながら近況報告・・・これも、桜の時期の楽しみの一つです。

2008/03/30 23:58 | 雑記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

再読>初読

しばらく、読書記録をつけていなかったような気がします。なぜか再読もの>初読。ストーリーを追っかけて行くだけのものしか読みたくなくて、クリスチャン・ジャックの「太陽の王 ラムセス」とか、ケン・フォレットの「第三双生児」とか、ちょっと長いけれど、スラスラ読めるものばかり、通勤時に持ち運んでいたように思います。やっぱり、疲れてるんでしょうか・・・

さて、初めて読んだ本もありますので、忘れないうちに書いておきましょうか。

フェルドウスィー 「王書−古代ペルシャの神話・伝説」 (岩波文庫)

あっちの国やこっちの国の神話・伝説を読むのは大好き。「ペルシャの」というのが気になりませんか?
神話は、どこの民族のものでも、必ず民族意識の高揚のために編纂されたものだという側面を持っています。中東とはいえペルシャは、インド・アーリア系の民族ですから、アラブとは違う。このあたりの国々は、民族も国も複雑に入り乱れ・・・う〜ん、もう少しお勉強が必要ですね。


村上春樹 「ふしぎな図書館」 (講談社文庫)

同時代人として、ムラカミハルキさんは読むことにしています。はいはい、他愛のないおとぎ話ですね、でいいのかなぁ〜。裏読みしなくちゃいけないのかなぁ〜。迷うところです。

記憶力の衰えを自覚する身としては、知識でいっぱいの脳みそをほしがる老人の気持ちは、わからないでもない、なんて思ったりして。
せっかく家に帰れたのに、むくどりもいないし、母親も死んでしまいます。少年の失くしたものは、時間かなぁ。

そういえば、図書館にはずいぶん長いこと行っていないと、今気づきました。


アーサー・ピナード 「空からきた魚」 (集英社文庫)

「日本語ぽこりぽこり」「出世ミミズ」に比べると、ちょっと余裕がなさすぎるな、と思っていたら、この本のほうが先に出版されたものだとのこと。なるほどね。

ビナードさんは、とっても言葉の感覚に秀でた人です。母国語だろうと、外国語だろうと、彼のアンテナに引っかかってくる言葉はたくさんあります。私も、せめてアンテナの感度だけは保ちたいと思う今日この頃なのでした。


2008/03/23 23:55 | COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

しんとく丸、俊徳丸、身毒丸

この週末は、オフィスのお引っ越し。さりながら、今回は全くのお客さん状態で、自分のことだけしています。自分のファイルや荷物だけ箱詰めして、引っ越し当日も当然の如く、出社せず・・・これまでは、お引っ越しのたびに立ち会っていましたから、ありがたいこと!こういうのも楽でいいですねぇ。

蜷川幸雄演出 「身毒丸 復活」 (さいたま芸術劇場)

すっかり春、の日曜日。さいたまは、近いのか遠いのか。会社帰りに行くほうが、埼京線で乗り換えなしで楽なんですけど、上演時間が長いと、帰れなくなっちゃいますからね。それで日曜日のマチネを観劇。

このお芝居、寺山修司の演出で天井桟敷が初演しています。そのためか、蜷川演出に代わってからも、異形の大道芸人たちのあつかいなど、天井桟敷っぽいところがたくさん残っています。むしろ、蜷川演出としてはおとなしい。

買ってきた母親、撫子とその連れ子のせんさく、父親と身毒丸の4人で遊ぶ家族合せの場。お父さんがいて、お母さんがいて、子供がいて、それが家族というものだという父親・・・そう言いながらも、ゲームはいつも身毒丸を抜かして進んでいきます。だから、身毒丸のもっている4枚の母親の札は、誰の手にも渡ることはありません。きわめて象徴的な場面です。

撫子は、見られるのを嫌って身毒丸の目を潰します。身毒丸抜きの3人の家が営まれる一方で、視力を失った身毒丸は、自分の探し求めていた母が、実は撫子に他ならないことを知るのです。そして、身毒丸が引き起こす悲劇と家の崩壊・・・このあたりからは、寺山修司と岸田理生が戯曲を書いた70年代という時代を感じます。

しんとく丸の話は、大学時代、何十年も昔に「摂州合邦辻」の講義で聞いたのが最初です。説教節の「しんとく丸」や、能に題材を求めた三島由紀夫の近代能楽集中の「弱法師」も同じお話。それらの集大成としてあるのが「摂州合邦辻」というわけです。また、継母と息子の恋という物語は、洋の東西を問わず古くから数多く存在するため、比較演劇という観点から取り上げるときに格好の素材となるのだそうです。

そんな大昔の知識があまり邪魔にならないのは、撫子を演じる白石加代子さんの存在感があるからでしょうか。藤原竜也くんは、第一声を聞いて、「あら、声が変わった」。「オレステス」の時と、発声が変わったのでしょうか。竜也くんの演技は、いつもストレートです。技巧に走ることはない。ともあれ、産みの母を求める気持ちの切実さは、見事に表現されていたと思います。

2008/03/16 23:46 | 舞台COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

春のスピッツ

結成21年目のスピッツさんたち、さざなみOTRツアーの真っ最中です。チケットが一枚余ったから、と友人が声をかけてくれて、神奈川県民ホールでライブを見てきました。スピッツのライブは2回目です。1回目は、雪の降りしきる日にNHKホールで。もう5年くらい前のことになるのでしょうか・・・その後は、チケット申し込むも外ればかり。全くチャンスがなかっただけに、今回は嬉しかったですねぇ。それに、良い席だったこと!オペラグラスなんかいらない席。持つべきものは友です。

スピッツのライブは、ライティングが上手です。彼らの雰囲気にぴったりの透明感のある色。マサムネくん、ちょっと前は、少し声が掠れてきたようで心配していたのですが、澄んだ高い声を聞くことができて一安心です。確認したわけではなく、私の不確かな記憶ですが、今回のステージは、さざなみCDに入っている曲は全部演奏したような気がします。「砂漠の花」って、本当にいい歌ですよ。

スピッツの曲を聴いていると、それがメロディーから来るものか、あるいはマサムネくんの濁りのないきれいな高音から来るものか定かではありませんが、ぐぐっと心が動き、ざわつき、涙が出そうになることがあります。家でCDを聴きながら泣いてしまうことは数え切れないほど。どうしてなんでしょうね。

直前の週末に、韓国でも公演したとのこと。マサムネくんは韓国語でMCをしたそうです。韓国語は、故郷の福岡の言葉と響きが似ているな、と思うことがあるそうです。一衣帯水の地ですからね、確かに、イントネーションが似ています。

最後の曲は、「春の歌」でした。MCで、マサムネくんが花粉症のことばかり話していましたから、季節に合わせた選曲だったのでしょう。この歌も、大好き。

とっても満足な、ライブでした。やはり、ファンクラブに入るべきか・・・


2008/03/15 22:11 | 音楽COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

3月うさぎは忙しい

わたくし、逃げも隠れもせぬ3月うさぎでございます。「不思議の国のアリス」にでてくるうさぎ。懐中時計片手に、忙しい、忙しいと走り回っているところも、同じでございます。

いろいろと一人でやらなければならない仕事が増えて、ちょっと錯乱気味でもありますが、仕事の忙しさレベルは、10段階で7といったところ。かろうじて「対応可」のレベルです。ただ、そんな時に限って、手配していたチケットが手に入ったり、予期せぬお誘いがあったり・・・ブログなんか書く暇がありません。と言いながら、また、テンプレートを変えてみました。中身が代わり映えしないもので、どうしても衣装替えをしたくなってしまうのです。(飽きっぽいだけですけど。)

まず、3月になると池の亀さんたちが、ぞろぞろと這い出してきます。これは、前回、お写真をおめにかけました。亀さんといえば、KAT−TUNの亀梨クン。年明けから楽しみに見ていたTVドラマ「1ポンドの福音」が終わってしまい、さびしいこと。視聴率的にはいまいちだったのかもしれませんが、面白いドラマでしたよ。原作は高橋留美子さんのコミックですが、エピソードを上手に使って換骨奪胎の妙を見せてくれた脚本家さん、お見事でした。キャストの皆さん、ボクシングの練習は大変だったことでしょう。でも、回数を重ねるごとに、なんだか本当の体育会の仲間みたいな雰囲気が醸し出されてきて・・・役者さんって大したものですね。可愛いだけのお子さま亀ちゃんが、最後には立派なチャンピオンになりました。カッコよかったこと!

その亀ちゃんの舞台、「Dream Boys」、昨年の舞台のDVDをみて予習してから帝劇で鑑賞。他愛のない筋立てです。わらわらと出てくるJr.の小さい坊やたちの演技は、学芸会レベル。でも、そんなの関係ないのです。主役が輝けばそれでいい。徹底したスターシステムで、宝塚の舞台そっくりです。当然、元宝塚のかっこいい女優さんも出演しています。鳳蘭さん、お幾つでしょうか・・・ご立派。私の持論、ジャニーズ=宝塚説を証明してくれるような舞台でした。亀ちゃんは立派な座長さんぶり。カッコよかったわ〜!!

8日からはサッカーも始まりました。わが愛しのやなぎクンは、京都に移籍してしまいました。シーズン初戦、新しいチームでフル出場を果たし、さいごにはしっかりシュートを外してくれちゃいました。いかにもやなぎらしい滑り出し。30歳・・・サッカー選手としては、そろそろ現役を退く人も出てくる年頃です。でも、三十にして立つ、の心意気で頑張ってもらいたいと思っています。東京近辺のアウェー戦は、なるべく行きたい。京都にも、シーズンが終わるまでに2回や3回は行かねば。土日の忙しさが募ります。

今週は、スピッツのライブもあります。藤原竜也クンと白石加代子さんの「身毒丸」もあります。3月うさぎの忙しさは、お誕生日を過ぎてもまだまだ続くのでございます。


2008/03/10 23:58 | 雑記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

法師の湯、長寿の湯

亀さん2008

春のような暖かさで、亀さんたちも顔を出した東京を出て、新幹線が上毛高原駅に滑り込むと・・・そこは雪国でした。風が冷たいし、雪も舞っています。バスに乗って猿ヶ京へ。さらにバスを乗り換えて、目指すのは法師温泉です。3月になったので、そろそろ這い出してもよい頃と、おなじみの中年徒歩組、久びさの温泉旅行です。

ある年代から上の方々は、法師温泉ときくと、上原謙さんと高峰三枝子さんのフルムーンのポスターを懐かしく思い出されるかもしれません。(残念ながら、湯殿の写真は、なしです。)
法師温泉3 法師温泉2 法師温泉1
長寿館は大きな旅館です。かつて文人墨客を迎えた本館や別館は、今も変わらず湯治客を迎えています。

外は雪、お部屋は気持ちがいい。ゆっくり温泉に入って、掘りごたつでまた温まりながらTVを見たり、ぼそぼそと話をしたり・・・いいところでしたよ。な〜んにもなくて、古い建物には情緒があって、お湯はたっぷり。2泊、3泊と泊まって、のんびり湯治ができるともっとよかったのですが、仕方ありません。そのうちに、ね。
法師温泉4

猿ヶ京と法師温泉を結ぶ町営バスは1日に4往復しているだけです。たしかに不便ですが、バスの接続がよいのであまり気になりませんでした。帰りには、猿ヶ京で、「まんてん星の湯」という日帰り温泉施設に立ち寄りました。3時間まで、650円。なんともリーズナブルなお値段ではありませんか。赤岩湖(ダム建設でできた湖のようでした)を見下ろす開放感にあふれた露天風呂があり、秘湯と呼ぶにふさわしい法師温泉とは違った雰囲気。ちょっと得をした気分です。
猿ヶ京

上毛高原駅は、奥利根の温泉巡りの拠点。近くには、四万温泉、水上温泉、宝川温泉、老神温泉などなど、有名な温泉がたくさんあります。新幹線にしては珍しく、よく考えられたロケーションに駅を造ったものだと、妙なところで感心したりして。

山のいで湯、新緑の頃にはさぞや気持がよいことでしょう。しばらく奥利根通いをしようかしら・・・


2008/03/05 00:32 | COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

機能停止?

新しいPCは、また前回と同じ症状を呈し、またまたテクニカルサービスのお世話になりました。で、指示通りのことをすると、一応直るんですよ。しかしねぇ、大丈夫かVista

PC同様、私の頭脳も機能停止状態です。読み出し可、書き込み不可 といったところでしょうか。いろいろと、考えることが多くて・・・まぁ、誰にでも思案投首状態になることはございます。

久しぶりにまとまったコミック本で遊びました。

惣領冬実 「チェーザレ 1〜4巻」 (講談社)

チェーザレ・ボルジアは、きら星のごとく魅力的な人物を輩出したルネッサンスの時代で、その魅力がひときわ輝いている人物だと、思っています。塩野七生さんの「ルネッサンスの女たち」や「神の代理人」、そして極め付きの「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」を通じて、あるいは川原泉さんの「バビロンまで何マイル」など、これまでに読んだ柔らかめの作品の数は人後に落ちません。自分なりのイメージを膨らませ、なんとなくお近づきになったような気がしている人物ですが、このコミックは、まだ日本語には訳されていないサチェルドーテ版の「チェーザレ・ボルジア伝」という資料に基づいているのだとか。ピサ大学で学んでいた頃のチェーザレの姿を描くところから、物語が始まっています。塩野さんの小説に登場する前のチェーザレ・・・若いっていいですね。

レオナルド・ダ・ビンチマキァベッリ、それに妹のルクレツィアはすでに姿を現しましたが、4巻でも、まだ父親は法王には選ばれていません。この調子でいくと、相当な長編になりそうです。

コミックの進展に合わせて、ルネッサンス関連の本を、またゆっくりと読み見直すには丁度よい機会ではないかと思っているところです。

2008/03/01 08:17 | COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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