色っぽい男

先日、「みんな誰かの夢の中」というブログを書いておられるナオキさんが、色っぽい女について触れておられます。

それに刺激されて、「色っぽい男は誰?」と考えていたのですが、これは結構難しい。どうも男の人のほうが、容姿以外のところで色っぽさを感じさせる要素を多く持っているのでは、と思うのです。

歌舞伎には、「色悪」という役柄があります。二枚目なんだけど、心は冷酷で、裏切りや殺人を平然と犯すといった役回り。四谷怪談の伊右衛門が代表的だと言われています。こういう悪い男って、魅力的だったりしますよね。そんな男には、悪い男と知りつつ尽くす女なんてのがいたりして。尽くす女がいるということは、絶対にその男は色っぽいわけで・・・で、「色悪が似合う」という条件付で、ちょっとだけご報告。

古いですけど。

大映に、結構この系統のスターがいますよ。市川雷蔵、田宮次郎。正統派色悪じゃあありませんか。

市川雷蔵が一番色っぽい、のかなぁ。

映画ではありませんが、15年ほど前のNHK大河ドラマ「飛ぶが如く」。このドラマには、いい俳優さんがたくさん出演していました。なかでも出色の出来だったのは、島津斉彬を演じた加山雄三。一応、このドラマ限定ということで、色っぽかった俳優。

ジャンルを取っ払って考えると、最近の人では、カールスモーキー石井。俳優さんではないけれど、絶対に色悪が似合います、この人。

実は私の好みには近いのは、もっと中性的で、屈折した雰囲気の出せる俳優さんなのですが、色悪ではないということで除外しました。

いかがでしょうか?

2006/10/29 13:32 | 雑記COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

けっこうやるじゃん!

昨日のU-21の日本vs中国。
日本シリーズに押されて、なかなか放送が始まらない。野球はあんまり好きじゃないのよねぇ、と思いつつ、新聞を読みながら放送開始を待つことしきり。疲れているし、もう寝ちゃおうかと思ったりもして。

アントラーズの試合は見に行っているので、増田くんは知っていたのですが…ごめんなさい、顔と名前が一致しない選手も多かったU-21。もう大丈夫。覚えましたからねぇ。

いい試合をしましたね。面白かった。

増田くんは、アントラーズではボランチですが、もう一列前の方が、つまりU-21のチームのほうが生き生きしているように感じました。(ブラジル人が蓋をしてるからねぇ)
いいな、と思ったのは本田くん。面構えもなかなかのものじゃありませんか!この2人は、守備もきっちりやっていました。若いんだもん。頑張って走ろう!

まだ体も細っこいし、重量感はありませんけど、どうもこのチームのほうが、A代表より巧い選手が多いように感じます。
2年後の北京オリンピック組。シドニー・オリンピック組が、それに続く日韓W杯の主力になったのように、このまま伸びていってほしいものです。

2006/10/26 23:50 | サッカーCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

二極化進行中?

今の世の中、あらゆるところで二極化が進んでいるようです。貧富の差、とまではいかなくても、勤労貧困層(=working poor)は増えているそうです。会社内でも正社員と派遣社員、忙しい人暇な人、仕事する人しない人、株でもうける人そうじゃない人、いろいろです。
だからというわけではないと思いますが、このところ、お天気も極端から極端に走る。どうも、ぶれ幅が大きくて困ったものです。ちなみに今日は、寒い雨。

テレビでも「たったひとつの恋」というお嬢様と貧しい若者の恋物語が放送されています。このところご贔屓の亀ちゃん主演。どうも視聴率的には今ひとつのようですが、結構いいドラマです。登場人物それぞれの姿や心の動きが丁寧に描かれています。

ただ、ここまでアナクロじゃなくても・・・という気がしますけど。
このドラマの主人公の弘人くんは、ケータイを持っていません。時間に関係なく呼び出されるのが、厭なんだそうです。(実は、ビンポーで、携帯代が払えない)
携帯を使わないような若者の姿が、今どきの若者の共感を呼ぶことができるのか・・・ムスメの答えは、「No」でした。「ありえない」のだそうです。それに、この筋立てだと、若い子しか見ないから視聴率は低くて当たり前、だとか。ホント?

このドラマの脚本を書いている北川悦吏子さんは、数々のヒット作をお持ちです。私は「愛していると言ってくれ」が一番好き。毎週必死で家に帰ってみていました。そういえばあの頃、私はまだVTRも持っていなかったのでした・・・(LDは持ってたけど)
ドリカムの主題歌「Love Love Love」は名曲でした。あの曲の力はかなり大きかったと踏んでいます。

実は昨日、「たったひとつの恋」1話と2話の編集+ダビングをしていたのです。それで、今日は珍しくテレビの話になったというわけ。

残念ながら亀ちゃんには、トヨエツのあの背の高さからくるシルエットの美しさがありませんが(だって、ちいさいんだもん)、声がいい。ナレーションがいい。それに、くるくる変わる表情が本当に素敵。

もうひとつ残念なのは、ドラマ制作側の技量が落ちているのではないかと思えること。せっかく丁寧に、きれいに撮っているのに、編集がねぇ。例えば、シーンの転換、CMの前、そのショットがあと1秒長ければ・・・というようなことが多いのです。CM削除する時に困っているだけなんですけど。

携帯世代の今の若者たちに、心は震えたり凍ったりすることがあるのだと、知ってもらいたい。そして、恋人とはもっと心の深いところでつながりを持って欲しい、と思いながら、ありえねぇ恋物語に見入っていました。

亀ちゃんこと亀梨和也くん。いい役者さんになると思うんだけどな。どうでしょうか。


2006/10/24 23:53 | 雑記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

あいるらんどに行こう!

このところ、電車で座れるとすぐに寝てしまいます。読書ペースが落ちている最大の原因でもあるのですが、だんだんと一年の終わりが近づいてくると、澱のように疲れが溜まってきて、どうしようもないのですよ。口惜しいねぇ。トシはとりたくないねぇ。

J.M. シング 「アラン島」 (みずず書房)

読み終えるのに1週間丸々費やしてしまいましたが、実はとても面白い本でした。

アラン諸島といえば、まずフィッシャーマンズ・セーターを思い出してしまう私。何十年も前に、フィッシャーマンズ・セーターを編むために買った編み物の本に、その編み物の先生がアラン島を訪れた時の記録が載っていたのです。その頃から、一度は行ってみたいものだと思い続けているわけですが・・・

著者のシングは1898年から1902年にかけて四回アラン島に滞在したそうです。およそ100年前のこと。

シングの滞在目的のひとつは、アイルランド語を習得することでした。彼は、島の古老からアイルランド語を習ったり、古い話を聞かせてもらったりしながら、アイルランド語に親しみます。その一方で、寄宿先の同世代の若者に案内をしてもらって、島を探索したり隣の島にいってみたり・・・島の人々の履く島モカシンというを靴を履いて歩きまわり、島カヌーで隣の島に行き、厳しい自然とともに生きる人々の日々の営みを肌で感じてもいます。知識と感性と、そのバランスのよさに裏打ちされた傑作だと思いました。紀行文斯くあるべし。



アイルランド熱が嵩じてきそう。これはやはり行ってみるしかないかと考えておりまする。その前に、フィッシャーマンズ・セーターの一枚も編んでおかねば。今度は自分用に、ね。

2006/10/18 23:54 | COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

アントラーズvsジェフ@久しぶりの鹿島

やなぎくんがイタリアに行ってから、一度も足が向かなかった鹿島スタジアム。久しぶりに行って参りました。やっぱりいいスタジアムだな。こないだの国立競技場と比べると、サッカー専用スタジアムのよさを実感します。見やすい!それに尽きるのですが。

ナビスコカップの決勝対策らしく、その日に出場できないフェルナンドと篤人くんはお休み。やなぎくんも後半からの出場。4−0で、ぼろ負けです。しかも阿部勇樹くんのハットトリック。彼はちょっとレベルが上がったような気がします。代表でのプレーが自信につながったのか。

さりながら、今日のジェフは、そんなに出来がよかったわけじゃありません。アントラーズも点差ほど出来が悪かったわけではありません。秋晴れの1日、鹿島までの小旅行を楽しみ、大声で叫んで日ごろの憂さを晴らしたと思えば、そんなに腹も立ちません、なんて言ってみる。

ブラジル人3人はともかく、どうも若い選手たちに観客席の苛立ちが届いていないようした。縦のポジションに芯が通っていなくて、アイデアのないプレーばかりでしたね。
だからさぁ、みんなもっとやなぎの言うことを聞こうよ!空いているスペース、セットプレーでマークにつく相手、すべて的確に指示を出しているのに、それに応える選手がいなくて・・・

試合後、サポーターに深々とアタマを下げていたのは、やなぎと本山くんだけ。監督さんも、試合を投げちゃってましたけど、それははるばる鹿島くんだりまでやって来たサポーターに失礼ってモンじゃないでしょうか。

2006/10/14 23:30 | サッカーCOMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

いろいろあったインド戦

久しぶりにリアルタイム観戦。いやぁ、いろいろありますね。照明が半分落ちるなんて−それも2回も−なんて面白いんでしょう!○か×かではなく、その中間もしっかりあるインド。一度行かなきゃ。

前半は、啓太と阿部、それにアレックスがよい動きでした。今野・駒野はちょっとねぇ。あんなに両サイドがガラガラで好きなように攻められる状況なのに・・・クロスなのかシュートなのか、よく分からないプレーが多かったような気がします。バンドを巻いた播戸が2得点。でも、試合後のインタビューでは外していましたから、受けを狙ってたんでしょうか。

後半は、我那覇が入ってから中村憲剛の動きが見違えるほどよくなりました。やっぱり、チームメートがいるとやりやすいのですね。慣れれば、彼はもう一人の中村さんよりいいかもしれません。二つ三つ若いし、ね。とにかく若いことが、このチームの特徴ですから。

インドの攻撃に迫力がなくて、よかったこと。後半、インドペースになった時間にもまともな攻撃がありませんでした。

ただ、このチーム、技術的には下手です。アジアの国相手に、テクニックのある選手が見下したようなサッカーをするのもいやですが、同じレベルのプレーはちょっと御免蒙りたい。でも、今日も二川がベンチに入っていなかったし、オシムさんはやわらかいプレーをする選手がお嫌いなんでしょうか・・・

後半ロスタイムにはまで登場。やっぱりインドに行かなきゃ。

2006/10/12 00:02 | サッカーCOMMENT(3)TRACKBACK(0)  TOP

眠る女たち

どうでもよいけれど、私は眠い。確かに、毎日の睡眠時間は短めですが、それにしても眠い。先週は特にひどかったような気がします。天気が悪いと眠いのか…

眠い私が、先週何の気なしに読んだ本2冊は、どちらも眠る女の出てくるものでした。

重松清 「四十回のまばたき」 (幻冬舎文庫)

売れない翻訳家の圭司。妻の玲子には寒くなると冬眠をする不思議な妹、耀子がいます。耀子は毎年、圭司の家で冬眠の時期を過ごしています。玲子は突然事故で死んでしまったけれど、耀子はその次の年も当たり前のように圭司の家にやってくる。それも妊娠して。

さあ大変。圭司くん、忙しくなりました。
玲子が浮気をしていたこと、その相手との密会の帰り道に事故を起こして死んだことがわかるし、耀子はお腹の子供の父親に指名してくるし、どうやら冬眠中に出産日を迎えそうだし…
その上、「文章の上手くない翻訳者に」という原作者の要請で圭司が訳した本はベストセラーになるし、その本の担当編集者の“って感じ”は圭司にエッセイを書かせようとするし、原作者の“セイウチ”は来日するし…
まぁ、忙しくなる時ってそんなもんですよね。なぜか、すべてのことが集中してしまう。

“セイウチ”は、大酒のみで粗野だけれど、温かい男でした。彼は、悲しい時、つらい時には、「まばたきを四十回」するとすべて解決する、と圭司に教えます。

ちょっと不思議なオハナシでした。ムラカミハルキ的、というか。結構気に入りました。


村上春樹 「アフターダーク」 (講談社文庫)

マリは、深夜のファミレスで、姉のエリの知り合いだと言う若い男に声をかけられます。そのあと、ラブホのマネージャーから頼まれて、客に怪我をさせられた同い年の中国人娼婦を助け、また別のファミレスで読書を続けます。朝、戻ってきた若い男、高橋に、マリは姉のエリがこの数ヶ月眠り続けていると話します。

眠り続けているというエリは、どこか不思議な空間に閉じ込められてしまったらしいのです。閉じ込められたのは彼女の意識であり、体はベッドにあって昏々と眠り続けている…

中国人の娼婦に怪我をさせたのは、どうやら深夜まで残業をしているサラリーマンだったようです。仕事の合間に娼婦を買うような、ココロのすり減った男。エリを見ているのもこの男かもしれない。

意欲作、なのかも知れません。短い文章を積み重ねて、まるでト書きのよう。このまま映画のシナリオになりそうです。深夜12時少し前から、7時前までの7時間。

サラリーマンの白川がコンビ二に捨てた中国人娼婦の携帯電話にかかってくる「逃げ切れないよ」という電話は、読者に向けたメッセージなのかもしれませんけど、あんまり深く考えたくなかった、というのが正直なところです。ムラカミさんには、コミットメントだのメッセージだのはあんまり似合わないと思うのです。
アフターダーク…どんな夜でも明ける。そして夜明けには、かすかな希望が訪れる。それはそれでよいのですが。

ところで、なぜ女たちは眠るのでしょうか?なぜ眠るのはいつもで、男ではないのでしょうか?

2006/10/10 23:58 | COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

金木犀

先週の大雨には参りました。フラフラしながら、沈みがちになるココロをかかえて、それでもカイシャに行かねばなりません。その昔、雨が降ると学校には行かないことにしていたのものですけどね。社会人生活ウン十年のトレーニングの賜物というべきか。

そういえば、雨が降る前の夜、家路を急いでいるとどこからともなく甘い香りが漂ってきたのを思い出しました。金木犀の香りです。もうそんな時期だったのですね。

金木犀の香りで思い出すのは、高校時代。なぜか人数の足りない演劇部の助っ人をすることになった高校2年の秋、稽古が終わって帰る道すがら、なんとも甘い香りが漂っていたのを覚えています。金木犀の時期は短いので、何週間もの稽古の期間中、金木犀の香りと一緒に帰宅していたはずはないのですが。

大雨を降らせた低気圧や台風がもつれ合ってどこかへ行ってしまったあと、ひどく空気が澄んでいます。夕暮れ、久しぶりに富士山が見えました。川には、大雨の名残。

PICT0300b.jpg

2006/10/08 23:35 | 雑記COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

オシム・ラボ

代表の対ガーナ戦。またまたリアルタイムでは見られず、10時過ぎから録画で見ました。

前半は結構頑張ってるかな、と思ったのですが、後半、ガーナに押されはじめた時間のあのゴール・・・飛び込んできた選手のあのスピードあのゴールはなんと形容すればいいのでしょうか。目にも留まらぬ速さでしたね。ここぞという時に、あんなに早く動けて、ああいうボールを蹴ることのできる選手は、残念ながら日本にはいません。凄いですね。

ところで、先週の土曜日、同じ時間帯になんと3試合もTVで中継していました。チャカチャカとチャンネルの切り替えに忙しかったのですが、Jの試合はずいぶんとスピードアップしてきたように感じました。それこそが、「考えて走る」サッカーを標榜するオシム効果のような気がします。Jの底上げが始まったところ?

それに、パフォーマンスがよければ、誰にでも代表への道が開かれているかのような、代表選出方法。代表への選出は、今のところ「オシム・ラボ」への入室許可の域を出ていないと思います。Wカップのピッチに立っていた選手たちは、まだ燃え尽き症候群に苦しんでいるようですし、仕方のないところでしょう。

さはさりながら、DFラインを高く保ち、中盤をコンパクトにして戦うトルシエ戦術は、とても日本に合ってたような気がして仕方がありません。攻撃もウェーブなんて言っていましたね。結構ネーミングがうまかったのか、あの監督さんは。
2002年のチームが懐かしいなぁ。

2006/10/05 00:58 | サッカーCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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