家事をしないWeekend, したくても出来ないWeekday

いろいろ思うところがありまして、先週末は家事を放棄。何にもしないと、時間はゆるやかに流れます。最寄り駅のショッピングセンターに「くじ引き」に行ったり、ちょっと買い物をしたり・・・夜も、ドイツvsスウェーデンの試合開始時刻が遅い分、のんびりDVDを見たり、本を読んだり。

積み残しはWeekdayにやるっきゃないのですが、これがまた難しい。天気が悪いので、気持ちも晴れない。仕事はそれなりに忙しい。それなのに飲み歩いてみたり。

相変わらず、Wカップは倍速で見て、今回日本が決勝トーナメントに進めなかったのはあたりまえじゃん、何を根拠にわが日本の素人監督は「最高の結果を」なんて言ったのさ、と毒づいたり。

睡眠不足だぞ私。今流行のロハスな生活、なんて夢のまた夢でございます。

近藤ようこ 「心の迷宮 上・下」 (集英社文庫)
ここで近藤さんが描きつづけているのは、親子の関係であり、家族の形であり、「なぜ人は愛を求め続けるのか」という惹句から短絡的に連想されるような「男女の恋愛」ではありません。子供を育てるのって、大変なことだったんだ。私は、きちんと子供と向き合えていたのだろうか、とちょっと反省。主人公たちが、誠実に生きているのが好ましい。

倉橋由美子 「老人のための残酷童話」 (講談社文庫)
残酷童話シリーズ。ここまで来ると毒が効きすぎて、読みながら心がザワザワします。

高村 薫 「李歐」 (講談社文庫)
またまた読んでしまった「李歐」。私、救いが欲しかったのかもしれない。
好むと好まざるとに関わらず、真っ当ではない生き方を強いられてしまった青年2人が、それぞれに過酷な青春の時期を過ぎ、共に中国の大地に根付いた暮らしを始めたところで、物語は幕を閉じます。絶望の淵にいるのに「惚れた?」と言い合う主人公と李歐からは、若さだけが持つしなやかさを感じます。姫里の桜が見えるよう。


そんなこんなで、今年も半分過ぎました。

2006/06/30 23:58 | COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

妙な動き・・・

残念ながら予選を突破できなかった日本チーム。昨日帰国しました。

選手の会見はなし、で、チームを代表するような形で会見を開いたJFAの川渕会長が、「言っちゃった」のです。次期日本監督として、オシムさんと交渉中だと。

当然、本日の一般紙スポーツ欄、スポーツ新聞(Webで見た限りでは、という但書つきですが)などには、既成事実でもあるかのように、「オシム・ジャパン」の文字が躍っています。

でも、ちょっと変。

まずJFAがやるべきことは、2006年の総括でしょう。何がよかったのか、何が悪かったのか、何が足りなかったのか・・・きっちりと分析し、その上で日本のサッカーの方向性を考え、それにふさわしい監督を選ぶ、というのが、正しい順番ではないでしょうか。

日本チームは、2002年から全く成長しなかった。むしろ、後退したかもしれない。それを認めることからはじめないと。

オリンピックチームと代表チームで、日本のサッカーに対するイメージの共有ができていなかったこと、何をしているかよく分からない技術委員会、ロバの耳の会長さん・・・ちょっと考えれば、素人目にも「敗因」は明らかです。

決勝トーナメントが始まって、サッカーのレベルが一段と上がって来ています。あのアルゼンチンだって、簡単に点が取れなくなった。どのチームも、速い、強い、そしてDFからFWまでが連動して動く。当たり前のことなんですけど、その当たり前のことができていなかったのが日本チーム。ブラジルに完膚なきまでに叩きのめされて、我と彼の差が露呈したことは、実はよいことだったのだと思います。

次期監督として名前の挙がった人の中では、オシムさんが断然よいですよね。決まればいいなと思います。

ただ、川渕さんは「政治家」なので、オシムさんという目くらましを使って、ジーコ・協会批判をかわそうとしているような気がしますけど。
それに、交渉中にもかかわらず名前を挙げるのは、オシムさんにも失礼なんじゃないでしょうか?


2006/06/25 17:51 | サッカーCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

酷使

仕事で、
通勤途中に本を読んで、
TVでサッカーのコマ落し観戦をして、
寝る前にPCであそんで、
とにかく一日中目を酷使。
」が付くような酷使ぶりが続いています。

年だし、気をつけないとヤバイかなぁ、とは思うのですが、根っからの活字中毒、どうしようもありません。駅に着けば、売店のスポーツ紙やタブロイド紙の広告に吸い寄せられるように寄っていくし、本を持たずに電車に乗れば、隣の人の新聞を覗いちゃったりしているし・・・

サッカーの試合に一喜一憂しつつ、本を読むのがしあわせ。

先週は、米原万理さんの「コトバ」と「文化」が前面に押し出されていた頃の、軽めのエッセイを読んでいました。「不実な美人か、貞淑な醜女か」「魔女の1ダース」「ガセネッタ・シモネッタ」の3冊。どれも、再読、再々読、再々々読、再々々々読・・・まぁ、何度も読んでいるんですけれど、面白さは薄れません。だんだんと人間が軽薄になって来ているもので、とにかくとっつきは軽いのが一番。いちおうバイリンガル環境で仕事をしているもので、言葉は違っても身につまされることがあったりして。

今週は、これです。
久世光彦 「みんな夢の中」 (文春文庫)
雑誌に連載された、「マイ・ラスト・ソング」の2冊目の本です。人生の最後に聞きたい歌は何か、をテーマに、軍歌から小学唱歌、Julieこと沢田研二の「君をのせて」やポップスまで、さまざまな歌を取り上げたもの。何しろ、人生最後に聞きたい歌です。歌詞が大切。そして、泣ける曲が多い。知らない曲のほうが少ないなぁ、と、自分の生きてきた歳月を振り返ってみたり、一緒に歌ってみたり・・・歌は世につれ、そして、心に寄り添って生きるのです。

一番好きなエピソードは、本の題名にもなった「みんな夢の中」。この浜口庫之助さんの名曲をつかって、ハマクラさんの追悼ドラマを作る話が披露されています。その筋立てがいい。最高です。「誰が歌うにしても、上手に歌ってもらわなくては困る。私は玉置浩二の声を思い出した」ことから、作者は、偽ハマクラがいたと言う物語を作って行きます。

舞台は札幌。ハマクラの名を騙る流しのギター弾きに玉置浩二、だめな男に尽くす年上の女にいしだあゆみ、彼女に惚れている暴力団の幹部が小林薫。この三人の間にはいろいろあるけれど、ギター弾きはひょんなことから死んでしまいます。ここからが、いいのです。

・・・冬のある朝、新聞を見たら《浜口庫之助さん逝く》、とある。自分でもよく分からないまま、歩みは飛行機に乗り、東京の葬儀場へ行く。ハマクラさんの写真が笑っていた。その顔に玉置の人懐っこい笑顔がダブり、それが涙で見えなくなった。はじめから終わりまでいい加減だった男のために流した、女の初めての涙だった。「ハマちゃん、天国で一緒に歌ってもらいなさいね」。エンディングに、おおたか静流の歌が流れる。


このドラマ、脚本は誰が書いたのか・・・見たことがあるのか見ていないのか・・・おそらく見てはいないのに、まるでしっかり見たかのように情景が浮かびます。久世さんという傑出したTVディレクターは、ああこんな風にしてドラマを作っていったのですね。DVDの特典メイキングを見せていただいたような。

それにしても、名曲です。歌詞のどこにも無理がなくて、自然に、しみじみ歌えます。

恋はみじかい 夢のようなものだけど
女心は 夢をみるのが好きなの
夢のくちづけ 夢の涙
喜びも悲しみも みんな夢の中

やさしい言葉で 夢がはじまったのね
いとしい人を 夢でつかまえたのね
身も心も あげてしまったけど
なんで惜しかろ どうせ夢だもの

冷たい言葉で 暗くなった夢の中
見えない姿を 追いかけてゆく私
泣かないで なげかないで
消えていった面影も みんな夢の中


今度カラオケに行ったら、この曲を歌ってみよう。泣けるかな。

2006/06/21 23:53 | COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

やな〜ぎさ〜わ

日本vsクロアチアは、負けに等しい引き分け。
人それぞれ見方はあるでしょうし、ワタクシのような専門家でもないものが何を偉そうに、と思われるかもしれませんが、2002年の遺産を食い潰してしまったジーコ・ジャパンが哀れです。
フィジカルの強さもない、テクニックも中途半端にあるだけ、速さこそが最大の武器であったはず。その速さを生かすためには、チームが一体となった組織としての戦術があってしかるべきではなかったでしょうか。残念です。

柳沢は、サッカー評論家と言われる人々の間でも、好き嫌いが分かれる選手です。評価が割れるのではなく、好き嫌いが分かれているのです。そして、どちらかと言えば、やなぎ嫌いの評論家のほうが、今回の(民放の)解説者として露出が多いように思います。かれらの、「嫌い」と言う感情を前面に押し出したコメントは、私も「嫌い」です。

やなぎオタクの私としても、後半6分の逸機は、そりゃぁ見るに耐えません。あれを決めて、日本のエースになって欲しかった。でも、冷静によく見てください。タカハラをはじめとする他のFWがやなぎよりよかったと言えますか? あのシュートミスを差し引いても、他のFWよりはよほどいいプレーをしていたのも事実です。そのことには目をつぶるのですか?
スーパーセーブでPKを防いだ川口は賞賛されています。もちろんすばらしい。でも、あのPKが決まっていたら、あなたはペナルティ・エリアの中でファウルを犯した宮本を戦犯扱いしていたのですか?それとも、防げなかった川口を、ですか?

サポーターだからといって、なんでもOKと甘やかしていたのではその選手の進歩は止まってしまいます。ミスは、選手自身が一番よく覚えているものでしょうし、当然、選手も、正当な批判は受け入れるでしょう。自由な批判は許されるべきですし、論争は決して不毛なものとは限りません。
が、それが感情的な罵詈雑言に陥った時、救いのないものに代わってしまいます。

昨日の夜以降、あちこちの掲示板で短絡的なコメントをたくさん目にします。私とて、彼の欠点は欠点として認めるのは、やぶさかではありません。何より本人が一番よく分かっているでしょう。でも、中盤の選手たちが「一番やりやすい」というFWがやなぎなのです。トルシエとジーコという全く正反対のアプローチをしてきた監督が選んだFWがやなぎなのです。
一度でいいですから、どうぞスタジアムで彼のプレーを見てください。

人から理性や知性を剥ぎ取り、感情をむき出しにさせるのがサッカーの持つ「荒ぶる力」なのでしょうか・・・

2006/06/19 23:55 | サッカーCOMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

早送りで見ると・・・

先週、仕事が片付かず、私にしては結構なオーバータイムが続いてしまいました。
本読めず、サッカーも、録画しておいたものを倍速で見るばかり。

ところが、この、倍速で見る、というのが意外に面白くて、はまっています。ボールの動きと人の動きが、とてもよく分かる、気がするのです。特に、サイドェンジの場合なんて、普通のスピードの時よりも狙いが分かりやすいように思えます。

アルゼンチンが強いですね。若い選手が多いですけれど、みんな巧いし、組織力・機動力はあるし、これまでのところ、優勝候補最王手かな、と思っています。多分ブラジルよりいいチーム。

C組は、死の組と言われていましたが、アルゼンチンとオランダがするする抜けてしまいました。
その代わりに大混戦になっているのがE組。最初の試合、強いと思ったチェコは、ガーナ相手にこけちゃうし、アメリカとイタリアはしっかり潰し合っているし・・・

我がF組も、混戦模様ですが、これは、日本の出来次第。
もうすぐクロアチア戦が始まります。既にユニ着て、ビールを飲みはじめ、体制を整えて試合開始を待つのみ。
ドキドキしてきました。

2006/06/18 21:12 | サッカーCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

経験の差?

韓国vsトーゴ
後半、アンジョンファンやベテランのボランチ(ごめんなさい、名前が覚えられない!)が入って、韓国はすっかり落ち着き、逆転勝ちしました。さすが、前回のベスト4。若手とベテランが上手くかみ合っているようです。日本のメディアは、監督交代のことばかり取り上げていましたが、選手の起用も上手くいっているじゃありませんか。

カデールですか?トーゴの先制点はしびれましたけど。ああいうのを個人技というのですね。

名選手、必ずしも名監督ならず、とは誰でも知っていることですが、やはり、監督としての経験が大切です。きちんとした試合の陰には、経験豊富なコーチがいます。極言すれば、選手経験がなくても監督にはなれるのです。
韓国は、ホンミョンボさんがヘッドコーチをしておられます。Jリーグでプレーしていた頃、大好きでした。いずれは、韓国を率いる監督さんになってほしいな。

これまで見たところでは、今回の大会、若い、可能性を感じさせる選手が結構多いと思います。どこの国も、ずいぶんと世代交代が進んでいます。そう思ってみていると、とても楽しい。

2006/06/14 00:09 | サッカーCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

恐れていたことが・・・

日本vsオーストラリア
せっかくリードしていたのに、終盤の3失点とはこれいかに!

カワグチくんの神懸り的なセーブで救われたのが何点分もありましたけど、カワグチの神通力が切れた途端に、チームの集中力も切れたような感じでした。それと、中澤が疲れてしまったのも痛かった。暑そうでしたね。

うーん、残念。

オーストラリアは大きい、強い、荒い。まるで、中国のようなチームでした。オーストラリアだと思わずに、中国だと思って戦えばよかったのに。

このチームは、引き分けに持ち込むのが下手ですね。アジア最終予選のイラン戦も、引き分け狙いでよかったはずなのに、中途半端に戦って負けてしまいましたし。でも、追い込まれると強いのがこのチーム。あと2戦、なんとしてでも勝ってほしい。

やなぎくんは怪我あけで、まだ強いボールを蹴るのを怖がっているようにも見えました。次は必ず、もっとよくなっているでしょう。

俊輔は狙われていました。レフリーの笛も、ちょっとね。前半のオーストラリアのファウルには、もっとイエローが出てもおかしくなかったでしょ? プレミアでプレーしている選手が多いオーストラリア相手に、どうして稲本を投入しなかったのか… 

ユニフォーム着て、応援してたんですけど。
ビールとホタテの「応援セット」の差し入れもあったんですけど。

あーぁ。
月曜日の夜だし、もう寝ちゃうことにします。
あーぁ。

2006/06/13 00:27 | サッカーCOMMENT(3)TRACKBACK(0)  TOP

胸騒ぎの一ヶ月

心配や不安で・・・というのが「胸騒ぎ」の本来の意味ですが、これからの一ヶ月、ワクワク・ドキドキで、心が落ち着かない日々になりそうです。

開幕したと思ったら、もう5試合も終わってしまいました。全部見るのは無理ですから、予選ラウンド48試合のうち、せめて半分は見たいと録画計画を立てています。とりあえず全部録画して、見られるものだけ見ると言うやり方もありますが、それではHDDの容量が不安です。好試合を逃さないように、ここは、ワタクシのアタマの使いどころ。

さて、開会式。過去の優勝チームの「英雄」たちの同窓会のようで、気持ちが和みました。みんな写真撮りあったりしていましたね。子供みたい。でも、なんと言っても一番はベッケンバウワー。選手としても、監督としても優勝を経験し、今回は組織委員会の委員長です。映画スターのようなオーラを放っていました。チャールトン・へストン系?
やっぱり皇帝と呼ばれたのには、それなりの理由があったのです。

ドイツvsコスタリカ
浦和のブッフバルト監督といい、ドイツ代表のクリンスマン監督といい、攻撃サッカーは派手でみているぶんには楽しいですけれど、もう少し守備のきっちりしたチームが相手だと、苦しくなりそうです。
バラックが欠場していました。バラックが中盤にいると、チームが落ち着いて、気が付けばいつの間にか攻守のバランスが取れているという風になっているような気がします。次は出られるのか!

イングランドvsパラグアイ
ベッカムのFKは、芸術的です。パラグアイのオウンゴールは不運でしたが、ここはベッカムのFKを褒めるべきでしょう。イングランドの中盤の4人は、本当に魅力的。まさに黄金の中盤と言えます。彼らの放つミドルシュートは、本当にすごい。ディフェンスがつり出されてスペースが出来ると、オーエンのような速いFWがいるし、これから調子が上がれば、イングランド・サッカーのお手本を見せてくれそうなチームです。
この組はかなり厳しい組み合わせなのですが、パラグアイに勝って勝点3が取れて、イングランドは少し楽になりました。

2006/06/11 12:11 | サッカーCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

年寄りの底力

W杯が始まる前に、最近見たDVDの感想を2つ。

チャールズ・ダンス監督 「ラヴェンダーの咲く庭で」
鈴木清順監督 「オペレッタ 狸御殿」 


ラヴェンダー・・・」のほうは、ジュディ・デンチとマギー・スミスが共演しています。2人ともSirに匹敵するDameという称号を授けられた名優。老姉妹の生活ぶりや描き方には、「八月の鯨」を思わせるところがたくさんありました。おばあちゃん女優さんたち、本当にお上手です。でも、ストーリー展開は、ちょっと単純すぎたかな。
年を取ってからの恋って、切ないですね。これが、おじいちゃんと若い娘なら誰も不自然だとは思わないのに、女の人が年上だと奇異の目で見られてしまうのはなぜ? 
小泉キョンキョン、頑張れ!

狸御殿」も、安土桃山役の平幹二朗が、主役の2人に勝る存在感を示しています。なんたって、自分の美貌を保つためには、妻も子も殺してしまおうという自分勝手な殿様ですから、メークも派手。美貌が衰えること=命が残り少なくなること。ですから、自分の息子が、取柄といえば若いということだけだったりしたら、殺したくなるくらい憎くもなるでしょうねぇ。
80歳の清順さんが撮った何でもありの映画。難しいことを考えずに見ている分は楽しいですよ。

清順さんの最高傑作は、「けんかえれじい」だと思っています。好みは人それぞれ、ということで。

2006/06/09 21:35 | 映画COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

低調な日々

思い通りに仕事が片付いていかなくて、ある意味低調な今週。開き直って、家ではトロトロ過ごしています。やなぎくんの怪我が気になって、気持ちが落ち込んでいるのかもしれません…

すると、なんとなんと、よいこともあるもので、Amazonのマーケットプレースに予約注文を出しておいた清水邦夫の本2冊、立て続けに購入することが出来ました。恐るべしAmazon。ちょっとした出費になってしまいましたが、うれしい限りです。

若い頃、アートシアター新宿文化で、その日の映画上演が終わったあと、清水邦夫・作、蜷川幸雄・演出の芝居が上演されることがありました。何本も見たものです。あの頃から今に至るまで、おそらく自分のなかで最高の評価を与えている劇作家が清水邦夫です。残念ながら、次の世代が清水邦夫から強い影響を受けたとは思いません。が、完成度の高い作品がたくさんあります。なんと言っても、練り上げられた言葉たちが素晴らしい。もっと評価されてよいのではないでしょうか。

6月5日-8日 米原万里 「真夜中の太陽」「真昼の星空」 (中公文庫)米原さんは、ロシア語通訳の第一人者であり、優れたエッセイストでした。でした、と過去形で書かなければならないのが哀しい。訃報を聞くにはあまりにも若い死でした。

作家としてのデビューは鮮烈でしたね。「不実な美女か貞淑な醜女か?」って、まずタイトルがいいじゃありませんか。コトバに関する考察には、さすが第一線で活躍する通訳さんならでは、と思わせるものがありました。

さて、私が今回読んだ双子のようなタイトルの本2冊。かなりまじめなエッセイです。でも、そのまじめさを裏切ってあちこちに顔を出すRussian Jokeや小噺が面白いのです。今の日本の社会に対する悲憤慷慨なら誰にでも書けます。米原さんには、もっともっとリラックスして、言葉にまつわるあれこれを楽しく書いていただきたかった。

明日からいよいよワールドカップが始まります。寝不足の1ヶ月に突入ですね。

2006/06/08 23:07 | COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

ユニフォームも準備完了

13 Yanagisawaの背番号が入って、ユニフォームが戻ってきました。懐具合と相談して、レプリカVersionです。

20060606005128.jpg


でも私、どこで試合を見るんだろう・・・
なんたって勤め人ですから、パブリック・ビューイングに行って、真夜中に試合が終わってから、祝杯をあげて(または自棄酒を飲んで)いたりすると、翌日の仕事に差し支えます。
一人でユニ着て、自宅で42インチのTVで見る!もう、これしかありません。そのために着々と準備を整えているわけで。
(ちょっと、淋しいですけどね。)

昨日のマルタ戦では、何本かヒデ・ナカタの鬼パスを見ました。久しぶり。かなり怒ってましたね。駒野くんは雑なプレーが多かったし、あのFW陣ではW杯本番の対戦相手には通用しないでしょう。DFは、今更ながら「ジーコに逆らった松田」の不在が悔やまれます。

やなぎ君、軽い肉離れだそうですが、チームドクターは間に合う、と言っています。スポーツ医学の進歩はすごいなぁと思いつつ、クロアチア戦に間に合えばいい、くらいの感じで少しゆっくり目の調整をしてほしいな。無理してオーストラリア戦に出て、また怪我でもさせられちゃったら大変です。あのヒディング監督なら、そのくらいの指示は出しそうだし。とにかく、完全とは言わないまでも9割くらいまでには調子を戻して、本番を迎えられるように祈っています。

2006/06/05 23:55 | サッカーCOMMENT(1)TRACKBACK(0)  TOP

東京タワー

はるか遠く、なぜか我が家からも東京タワーが見えます。もしかしたら違うのかもしれないけれど、あの位置、あの形は、東京タワーだとしか考えられません。東京タワーに登って反対方向から我が家の方角を見れば確認できるのですが、その必要もなし。私が、あれは東京タワーだと信じていればそれでいい。

リリー・フランキー 「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」 (扶桑社)

日ごろ、本は借りるのではなく、買う主義です。が、これは例外。会話が故郷の(近くの)言葉だと聞いたので、ちょっと興味を持ちました。ただ、文庫で出るのはまだ先ですし、友人が読んだと言っていたので、三拝九拝して貸していただいたというわけ。(ちょっと、オーバーか。)

この作品は、第3回本屋大賞の受賞作です。100万部を超えているようなベストセラーに、「本屋大賞」を出すってのは、賞の趣旨が違うんじゃないでしょうか・・・えッ、もっと売りたい?

実は、中学時代の恩師が「筑豊弁の会話が面白い。」と言っておられたのです。私の中学校は小倉。このオハナシの主人公も小倉生まれです。小倉の言葉は、純粋な筑豊弁ではないけれど、似たところがたくさんあります。

確かにその部分は面白かったけれど…。
ばあちゃんの家のものは、何もかも古びているのに日めくりだけが新しい、というのは、さすが絵を描く人の捉えかた、と感心したけれど…。
小説としての完成度は、そんなに高くないと思います。リリーさん、初めての「小説」は、ちょっと方に力が入りすぎて、洒脱なところと妙に説教くさいところが同居しています。
買わなくてよかった…ほっ。 

2006/06/05 00:09 | COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

ベストセラーズ

通勤途中、駅への行き帰りに通るショッピングセンター。本屋の店頭に「ハりー・ポッター」 が山済みです。その隣には、「ブレイブ・ストーリー」「ダ・ビンチ・コード」。やはり売れているのでしょうか?
このうち二つは読みました。残りのひとつには食指が動かず。

その1
ダン・ブラウン 「ダ・ビンチ・コード (角川文庫)
前にも書いたとおり、この「ダ・ビンチ・コード」という小説には、それなりの面白さがあります。ただ、あくまでもフィクションです。それを忘れてはいけない。
おそらくキリストや初期キリスト教にまつわる謎はたくさんあるのでしょうが、この小説がそれらの謎のではないということ。それを、あたかも作者がこの小説のなかですべての謎を解いたかのようにもてはやすのは、オカシイですよね。

その2
宮部みゆき 「ブレイブ・ストーリー」 (角川文庫)
とてもよく出来たファンタジー。いわゆるJuvenileとしては、良質のものだと思います。もともと、宮部さんのミステリーには、10代の少年が主人公のものがいくつもありました。その方向性のうえで、社会物、時代物に続く、新しい分野を確立したと見るか、所詮アニメの原作と取るか、意見の分かれるところではないでしょうか。
個人的には、あんまりこの方向に行って欲しくないのですが…

その3
おそらく読まないであろうハリー・ポッターの新刊。えーっと、8巻で完結するんでしたよね? 長いんです。飽きちゃったんです。
「指輪物語」と比べてはいけないのでしょうが、やっぱりねぇ。ハリーの世界が薄っぺらな気がして仕方がないのです。CGを多用する今どきの映画の原作としては、ちょうど頃合のものなんでしょうね。でも、私が今読む必要はないのかな、ということで。
完結してから後追いで読むことになるんじゃないかと思いますが、どうなりますやら。

2006/06/02 23:44 | COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

6月の・・・

早いもので、今日から6月。W杯開幕まであと8日となりました。今回も「6月の勝利の歌」を歌えるように、頑張って欲しいものです。

そんな彼らのドイツ戦。
昨日は早起きして1時間遅れの録画中継を見て、夜、もう一度おさらいのために見て…うーん、なんと申しましょうか、やっぱりチームとして良くなっているんじゃないでしょうか。
ヒデ・ナカタが、このチームの特徴はAgility(俊敏性)だ、それを活かさなくては、と出発前のTVインタビューで言っていましたが、その良さが出ていたと思います。それも、やなぎがいたからこそ!

やなぎがいると、チームにはリズムが生まれます。骨折したのがわずか2ヶ月前とあって、どこまで戻っているのか心配でしたが、70分以上ピッチを走り回り、骨惜しみせずに守備にも参加し(加地が退場して駒野が入るまで、右サイドはやなぎがカバーしていましたね)、もちろんカウンターの起点になり、攻撃のバリエーションを増やし、怪我の影響は全く見られませんでした。(ピッチに立った以上は、見せないようにしているのでしょう。プロですから。)
本番前にむけてとても上手にコンディション調整をしているようです。ゴールは本番までお預け、ということも含めて。

42インチは、かなりの迫力! これ以上大きいと、我が家のリビングはTVだけが目立つことになったでしょうから、ジャストサイズだったといえます。頑張って見るぞ〜!という気持ちがフツフツと湧き上がってきます。

2006/06/01 08:21 | サッカーCOMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

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