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夏の終わりが近づいて・・・

台風の後、少しだけ気温が下がってきたようです。酷暑でしたもの。普通の夏に戻っただけかもしれませんが。

水曜日、友人と二人で先輩の立ち上げた(素人)劇団の公演に行ってきました。会場は月見ル君想フというロマンティックな名前のライブハウスでした。関係者が音楽業界OB、つまりエンターテインメントの世界で生きてきた方々ということもあり、なかなか達者なものでした。歳をとってからの活動として、仲間内でエンターテインメントって最高ですね。主催者ブログはこちらからどうぞ。レッツゴー!元日本洋楽研究会という素敵なブログです。(URL: https://ameblo.jp/nihonyogaku/)

場所が外苑前だったので、時間に余裕のある私たち、渋谷から歩きました。青山通りをあるいてもねと、南側の道を歩いたのですが、いわゆるファッショナブルなお店がいっぱい。洋服だけではなく、リビング全般に関わるような、たとえば家具、たとえば器などを扱うおしゃれショップがたくさん!これも「意識高い系」の一側面であろうと思われます。

ちょうどCICADAの裏あたりの一角が広大な空き地になっていて、億ションでも建つのかショッピングビルかとそばに寄ってみたら・・・話題の場所でした。最近は報道されませんが、反対運動は収まったのでしょうか?まぁ、どう考えても端っから反対派には理がありませんが。こういう場所を惜しげもなく公共のためにつかう港区って、太っ腹ですね。

南青山2

翻訳ものの読書が続いています。

カルミネ・アバーテ 「風の丘」 (新潮クレストブックス)

次に読む本リストの上位にあったのに、なぜか1年くらい積んだままになっていた本です。

イタリア南部、赤い花の咲き乱れるロッサルコの丘を守って生きる一族の四代にわたる物語です。古代の遺跡が埋まっているかもしれないその場所は、荒れて岩ばかりの土地でした。アルク―リ家の人々は、そんな土地を少しずつ買い増し、黙々と働き、ついに肥沃な土地へと変えました。アルク―リ一族がその土地に執着したのには、実は一族の秘密が隠されているからでもありました。二度の大戦、ファシズム政権、考古学者による発掘作業など、社会的状況の変化で一族の暮らしも変化し、自分たちの秘密を守りつつ平穏に暮らすのは簡単なことではありません。三代目であるリーノの父ミケランジェロは、教師を引退した後は丘にある小さな小屋で暮らすようになります。一方、四代目のリーノは、もはやロッサルコの丘には住んでいません。どこの国でも、若い人は都会に出ていく。平易な語り口ですが、イタリアの現代史と家族の歴史が絡み合って物語に奥行きを与えています。邦題の通り、を感じる物語でした。

なお、訳者の解説によると、作者の生まれたカラブリア州の小さな村では、アルバレシュ語が話されており、イタリア語は小学校で学んだとのこと。調べてみたのですが、アルバニア系のアルバレシュ語は話者数が8万人に過ぎず、「危機に瀕する言語のレッドブック」で「危機」に指定されているとのことです(Wikipediaによる)。もちろん翻訳を通してですが、すっきりした言葉で書かれているという感じを受けたのは、イタリア語が作者の第二言語だということが理由の一つかもしれないと思ったのですが、考えすぎでしょうか。

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暑い季節

毎日とっても暑いのに、とっても忙しいんですけれど・・・たとえば、車椅子を押す係だったり、KAT-TUNのコンサートに行く係だったり・・・今年のKAT-TUN のコンサートにはムスメが行くはずだったのですが、諸般の事情で行けず私が代わりに行ってきました。若者向けライブはもういいかな?周囲の熱気に同化できないのは、単に自分が歳をとったからなのか、別の理由があるのか・・・

8月も後半に入りました。8月15日は、戦争は絶対的な悪なのだと、みんなが思い返すべき日なのですが、敗戦を終戦と言いかえたのは、誰の発案だったのでしょう?「国体」の維持にむけて、それだけお国に忠実な官僚機構が存在したということの証でしょうか。ただ、あの時きっぱりと負けを認めなかったことが、昭和ー平成と続く長い時間のなかで、いまだに大日本帝国への回帰を画策する一定数の人々が生き延びた理由でもあります。非常に残念だと言わざるを得ません。

毎年8月になると戦争を主題とするドラマやドキュメンタリーが数多く放送されていました。今年は、「この世界の片隅に」が地上波で始めて放送されたとはいえ、映画もドラマも少ないなぁという気がします。番組編成が「忖度」するのは、もちろんお上のご意向。許認可権って強いです。誰も見ないような時間帯に、ETVでひっそりと「ひろしま」が放送されていましたが。これについては、また改めて。


ちょっとダボハゼ的な読書。


トルム・コビーン 「ノーラ・ウェブスター」 (新潮クレストブック)

夫を亡くした48歳の未亡人が、少しずつ生活を立て直していくお話。主人公のノーラは作者の母がモデルだとのこと。ノーラさん、強い人です。自分を恃む力が強いと言い換えてもいい。

あぁ、私は同じ年代で自分を立て直しそこなった。20年無為に過ごして、いまからなにができるでしょう。ちょっぴり苦い思いとともに、読み終えました。

トルム・コビーンは、「マリアが語り遺したこと」や、映画化された「ブルックリン」の作者でもあります。「マリア・・・」はきちんと読みましたが、、「ブルックリン」はまだ読み終えていないのです。手持ちの本が英語なので。いい機会だから、頑張りますかね。


山田宏一 「トリュフォー ある映画的人生」 (平凡社ライブラリー)

トリュフォー

映画が大好きな男の子が、過激な映画評論家になり、やがて映画監督になるまでが丁寧に記されていて、その過程には、綺羅星のごとく知っている・聞いたことのある名前が登場して、目が眩みそう・・・少年鑑別所に入れられたり、軍の刑務所に入れられたというトリュフォーの過酷な少年時代に関してはほとんど知らなかったので、今更ながらお勉強をした気分です。

ヌーヴェル・ヴァーグは、ある時代の文学・映画青年の憧れでした。映画館で観たものよりも、誰かの企画した「映画会」で観たものの方が多いような気がします。そんなことを思い出しました。「映画会」という上映形式は、実はヌーヴェル・ヴァーグの精神に一番ふさわしかったのかもしれません。

トリュフォーだけでなく、ゴダールも、ルイ・マルも、アラン・レネも、エリック・ロメールも、持っているDVDはみんな見直そうという気になりました。


惣領 冬実 「チェーザレ 12」 (モーニングコミックス)

お久しぶりの「チェーザレ」、今回は父のルドヴィーコが法皇に選ばれるかどうかというコンクラーベの頃が描かれています。チェーザレの表舞台への登場前夜というべき時期。今回は、事件というほどの事件は起きず、法皇選出のコンクラーベのお勉強を淡々と進めましたというところでしょうか。これから激動の時代に入っていくのですから、当然長くなるでしょう。さて、どう描きつないでいくのだろう、全部で何巻になるのだろうと、ちょっと心配になりました。比べるべきものではないけれど、塩野七生さんの「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」でチェーザレを知っている(知った気になっている)ものにとっては特に。


早くも秋!

旧盆が近づいて来ました。この時期、工場の生産ラインを止めて、全社で夏休みと言う製造業の会社も多かったと覚えていますが、最近はどうなのでしょう? 少なくとも、お休みの病院は多いですね。暑い中駆け回って、じじばばの分に自分の分と、お薬の手当てを済ませておきました。

大人数での暑気払いはいくつか終わり、あとはもっと小さな集まりになります。暑気払いとは言い得て妙ではあるけれど、居座った暑さを追っ払うなんて所詮は無理。高温多湿の日本の夏は大っ嫌いです。家にいると自分の時間があまり持てないので、本当はどこかへ逃げ出したいのだけれど、日に何度も「エアコンはつけっ放しでいい。」「水を飲め。」と、老親に言い聞かせる必要があり・・・要するに、何もできない8月。

そんな中、孫ちゃんがなんと2回目の手足口病!昔々、ムスメも2回罹りました。別に律義に真似しなくてもいいのにね。でも、「お家で安静にするためのお休み」も2度目となれば、孫ちゃんもばぁばズもすっかり慣れて、ばぁばズはいいように使われていたような気がします。

ちょっと意識的に(家で)映画を観るのを控えて、 読み始めた本を読み終えることに集中しました。


アーウィン・ショウ 「富めるもの貧しきもの 上・中・下」 (ハヤカワ文庫)

美しい姉、優等生そして成功者であろうと頑張る兄、乱暴者で社会の底辺で苦闘する弟・・・第2次大戦後、アメリカの価値観もどんどん変わっていった時期、ジョーダッシュ家の三人兄弟はそれぞれに屈託を抱えて生きていきます。社会が上昇期にある時、人は自分の欲望に忠実に生きても大丈夫なのかもしれません。いわゆる自己実現は手の届くところにある。頑張れば。運がよければ。それが永遠に続くとはかぎらないけれど。

TVドラマは、英語も覚束なかったし、ハンサムなお兄ちゃんが絶対的な正義だという感じで見ていました。その印象が強かったのですが、今回読み返してお兄ちゃんの偽善や狡さもきちんと書かれていたのだなと分かりました。姉のグレッチェンとルードルフの人生に大きな意味を持つ資産家のボイランも。

上・中・下の3巻を、上は1章ずつ、中と下は一気に、読みました。アメリカ版大河ドラマ的な趣があって、面白かったですけれど、暑苦しい時期に暑苦しい本を読んでしまったなぁ、というのが読み終えての感想です。


暑気払いWeekはじまる

朝顔が花を咲かせるようになりました。あんまり葉が茂っていませんし、花も小さめ。使ったプランターの土が痩せていたのだろうというのが、花咲ばあさんの母の見立てです。緑のカーテンには程遠いのですが、花を枯らしてしまうことが多い私としては、咲いただけでもよしとしなければ。

朝顔4  朝顔3  朝顔5

やれ病院だ、美容院だ、孫ちゃんの誕生日だと、せわしなく過ごしているうちに、7月が終わろうとしています。そもそも今年の7月は、雨が多くて過ごしにくい月でした。梅雨明け後の蒸し暑さにも辟易していますが・・・今週は、「暑気払い」が続きます。うまい具合に暑い一週間のようですし、上手に暑さを追い払いたいものです。隅田川花火大会のTV中継もボーっと見て、夏の情緒に浸る練習もしておきました。ワタクシ、結構忙しいのです。

孫ちゃんの本当のお誕生日は平日だったので、日曜日にジジババ集まって、初誕生日のお祝いをしました。「おめでとうございます」と声をかけると、首をちょっぴり傾げてご挨拶。その仕草が可愛くて、皆で何度も声をかけてしまいました。お餅も背負いました。まだ一人では歩けないので、お座りしたままでしたけれど、写真班は大活躍。名入りのお餅や孫ちゃんの様子を、カメラにおさめました。

そんなこんなで、読書スピードが落ちています。

ケイト・モートン  「秘密 上・下」  (創元推理文庫)

先日読んだ「忘れられた花園」が面白かったので、もう少し読んでみようかと。「ん?」と思うと、その作家をまとめて読むといういつもの癖が出ました。実際にはこっちの方がありそうなお話。戦争が絡むと、やむなく他人になりすました人がいても不思議ではありません。

このお話も、やはりいくつかの時代を行ったり来たり。この作家さんはすべてこういうスタイルで物語をつくっているのかしら?こればっかりだと飽きちゃうぞ、と思いつつ、まぁ面白いので読み終えました。


アーウィン・ショウ 「富めるもの 貧しきもの」 (ハヤカワ文庫)

イギリスにいたころ、「Rich Man, Poor Man」というTVドラマを、止宿先の家族と一緒に毎週見ていました。その原作です。あっちの時代、こっちの時代と飛び回るケイト・モートン作品に刺激されたようで、昔の(といっても、70年ほど前ですが)アメリカを舞台にしたお話を読み直し始めたというわけ。骨のある長い作品なので、読み終えるまでにまだまだ時間はかかりそうです。避暑のお供になるでしょうか?






あっちへ行ったり、こっちへ行ったり

梅雨寒の日が続いたと思ったら、今度は気温が上がって湿度が高いというまるで東南アジアの気候。体がだるい。どうすればいいんでしょうね。

浮草のように、ゆらりゆらりと流される日々が続いています…お手伝いと称して、孫ちゃんの顔を見に行く。友人からの誘いには、よほどのことがない限り、乗る…主体性(わ、懐かしい言葉!)なんて、あったものではありません。でも、精神衛生上は、極めてよろしいかと。

今週はお出かけ続き。

友人が別荘オーナーになって以来、「いつ呼んでくれるの?」と、仲間内で半ば脅迫めいたお願いをしていたのですが、ようやく実現しました。東京駅から3人、横浜から1人、踊り子号でお出かけです。「どこまでくのか?」「伊東よ。」「伊東のどこ?駅の近く?」「いや、伊豆高原のはず。」「じゃぁ、伊豆高原まで電車で行かなくていいのか?」「伊東到着時間を知らせてあるし、ピックアップしてもらえるはず・・・」連絡係だった私の声が、どんどん小さくなりました。

オーナー氏は、居心地の良い住まいを作るのが上手で、これまでにHouse Warming Partyで訪れた東京の住まい数軒も(結構引っ越し好き!)、お手本にしたいくらいいい感じでした。家具の配置が巧いのです。今度の別荘は、広いし、常住しているわけではないので、時間をかけて少しづつ自分の色を出していくつもりのようです。庭には紫陽花がたくさん咲いていましたが、きちんと計画を立てたガーデニングの賜物!イギリス系は、ガーデニングが得意?

20190720201452567.jpeg  201907202016142a6.jpeg <広いお庭>

みんなでワイワイと食事の準備をするのは楽しいものです。男性陣がみな、口だけではなく手も動く人たちだったので、なおさらです。呑んで、食べて、おしゃべりをして、湖畔まで散歩に繰り出しました。暗い中転びもせず、みな無事に戻れてよかったこと。

2019072018245038e.jpeg <一碧湖畔から見たお月さま>

翌日も雨は降らず、つまり私たちがお天気を連れて行ったわけで、伊豆高原周辺を観光。大室山城ケ崎に案内してもらいました。城ケ崎の海岸は、コーンウォールのミニチュア版のようでした。

20190720182419fe3.jpeg  20190720182421407.jpeg

楽しい1泊2日。次は11月の紅葉狩りという話が決まってしまいました。実現できるのかしら。


金曜日には、これまた(別の)友人に誘われて、神保町に餃子を食べに行きました。友人のお気に入りの店だとか。乗換えを間違え、出口を間違え、時間に遅れて「ドンくさ!」と、いじめ(?)られましたが、小籠包に似た味で、おいしかった。

久しぶりの神保町、友人と別れた後で、古本屋巡りをしました。何年ぶりだろう…平日の昼間のことですから、本屋を覘いているのは定年退職後と思しきおじさま方ばかり。カフェ併設のこじゃれた本屋が増えつつあるようです。児童書も見ましたが、孫ちゃん、結構好みがうるさいようなので、もう少ししたら連れて来て選ばせようと思いました。


プロフィール

Carat

Author:Carat
定年過ぎてネコさんともお別れして、
しばらくは淋しい「嘱託」バアサン生活。
でも、日々愉しいPremier Life!
そう思わなきゃ!

会社への行き帰りに、
電車に揺られながら本を読む。
映画は家で見る。
芝居は見に行く。
サッカーはテレビ観戦が中心。
そんな、余暇生活の備忘録です。

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